more yet moon yawn
こんにちは、ブログ開いていただきありがとうございます!
最近今までにないような気持ちにモヤモヤして嫌ではないんですが(いや、嫌だから発散しました)なんとなく不思議な気分なので記録替りなお話です。
暗いつもりはありませんがたぶん明るくもないと思います、そして実がないです。
もしよかったらお付き合いください。
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かっこよくて優しいまんまるとぴかぴかの話。
ある日、私は大好きだったまんまるをたくさん思い出していた。
今日は大好きなぴかぴかのことを考える日だと思っていたのに、重ねるには質感も空気感もまるで違うまんまるとのお別れを思い出してしまい探してしまい、自分の意地汚さに疲れた。
まんまるとぴかぴかが笑うのが大好きだった、ふたりが笑い合ってると生きる気力が湧いた。
まんまるとぴかぴかはとても繊細ですぐに泣いたり怒ったり思うようになかなかいっていないようだったが、時に互いを支えて、真っ直ぐではなかったかもしれないが、それでも立派に立っていた。
そんなまんまるとぴかぴかには、人がたくさん頼り駆け寄り、たくさん笑顔を作り、たくさんの真っ直ぐじゃなかったものを、きっとシャンと立ち直らせていた。
ある日突然まんまるとはあまり会えなくなった。
ぴかぴかの悲しみを私が簡単には想像できなかった。
それでも今までもらったものを抱えてぴかぴかは立ちあがった。
その時から、いっぱい持ってるはずなのに、ぴかぴか自体は今にも風に吹かれそうなくらい軽くなってたのかもしれない。
そしてぴかぴかは、手に持ったいっぱいを、ぴかぴかのことが大好きでたくさんお話しした子たちに少し渡すことにしたようだった。
ぴかぴかの身がそれだけで軽くなるわけではなかったが、忘れてしまった羽の伸ばしかた空の飛びかたを思い出すための大事な一歩になるようにと願った。
うまく渡せなかった子も、重たさにびっくりして落としてしまった子もいたかもしれない。
私は受け取れたのかよくわからなかった。
正直、ぴかぴかがほんの少しだけを渡してくれたはずなのに、重たさにびっくりして立ち尽くしていた。
ぴかぴかは、あとどれだけ持っているの。
私が感じた重たさが正しかったのかもわからない。
ぴかぴか、悲しいこと悔しいことだけじゃない、嬉しいことも楽しかったことも、大事に大事にしてくれてたんだろうな。
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私はぴかぴかをまんまるに連れて行かれたような気がしてしまいハッとした。
これはたぶんきっともちろん違う、と思う。
たぶんぴかぴかは持ってる全てを、渡された全てを持とうとしたからだ。
まんまるが飛んでいってしまった時、ぴかぴかは一度追いかけていった、その時のこと少しだけお話ししてくれた。
私は聞いた時それを良しと感じなかった。
まんまるへの寂しさと同じくらいまんまるへ憤りを感じた、でもまんまるとぴかぴかが会えたのは嬉しかった。
優しくて残酷なまんまるだと思って苛立った、その割にまんまるのことを正直に怒れる子とは喧嘩しちゃったし…まんまるだっていっぱい我慢してたのに…まんまるにはまんまるの事情があるんだし…とか。
私はまんまるがどうしようもなく大好きなようだった、何度も助けてくれたし。
まんまるはとびきりに優しくて愛しいから。
だからぴかぴかもまんまるのことが大好きだったんだと思ってる。
余談だが、大好きなある歌を聞くと、その歌は大好きなのに、まんまるが悔しい思いをしたことを聞いてから、なんともいえない気持ちになった。
でも今も変わらずその歌は大好きなまま、なかなか気持ちは一筋縄に行かなくて難しい。
気付いたらぴかぴかはまんまるの話はしなくなった。
なんだかないしょでこっそり会ってたみたいだったけど。
いつも一緒にいられなくても、楽しかったらいいなぁなんて思ってた。
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まんまるが居なくなっちゃったときにここにいたかったのは、まんまると背中合わせに頑張っていたまろちゃんがいたからだった。
まろちゃんは師と言ってもいいような相棒がある日手を振ったのに、一度真っ白にはなれど、すぐにみんなを元気付けた。
まろちゃんだけじゃなく、そこにいる子たちが私は大好きで一緒にいたいと思ったし夢を応援したいと思った。
何よりまんまるにたくさん教えてもらったまろちゃんが今歌っているのが嬉しかったし、まろちゃんたちと遊ぶのはすごく楽しかった。
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いつかぴかぴかと実は同じ場所でお互い楽しく遊ぶ日が来るといいな、そんなことを思いながら数日が経った。
私は大好きなまろちゃんたちと、楽しい日々をまた過ごすのだと、夢を応援するのだと意気込んだはずだった。
でも不思議とまろちゃんを見てもみんなを見ても、全然何も思わなくなってる私に気付いてしまった。
嬉しくないなら悲しいのかと言ったらなんかそういうわけでもなく。
何も思わないというか、なんとなく他のものばかり見てしまう。
まんまるがいなくなった時はみんなを見ることが悲しく辛くはあったが、見守りたかったし、大好きで目が離せなかった。
これはどういうことなんだろう。
とりあえずたくさん寝ようと思った。
蓋はどうせ穴あきなのですぐに漏れだすし、もしかしたら眠いだけで急にギャンギャン吠える日が来るかもしれない。
これが原因!てわからないくらい今、世間がワイワイガヤガヤうるさくて疲れてるだけかもしれないし。
気持ちは一筋縄ではいかないので、
ひとまず次みんなに会える日まで、おやすみ。